作者 小笠原宇紀
出版社 エンターブレイン(B's-LOVEY COMICS)
評価 ★★★
ここのところ何故か特に好きで連日読み返してる作家さんの本。
話の好みで言ったら、断然光彩書房から出てる「裏刀神記」の方なんですが(肉体的に痛いの好きじゃないのに珍しく!)、新装版が出て入手しやすいであろうということでこちらの感想です。
ちなみに私は旧装版も持っているので比較すると、違いは、同人誌で出た分と書き下ろしが載っている(新装版)かいない(旧装版)か、著者近影・あとがきがない(新装版)かある(旧装版)か、どことは言いませんが某所が白抜きになってるか(新装版)マリモになっているか(旧装版)ってあたりですかねぇ~
シリーズ補完してるけども、旧装版のが好みです・・・
ってゆーか!
絵が!!絵が変わっちゃってるようorz
「魂シズメ」で女の子描いてたからこゆ風に細くなっちゃったんだろうけど、この絵で「BLACK SUN 奴隷王」もやるとしたらイヤ・・・( TωT)
うん。内容と関係ない話を語るのはこのあたりにしておいて。
ストーリー↓
辻楽師の篠塚健三にきた風変わりな仕事、「毎日深夜の個人コンサート」
雇い主は貴族のカルラッチ。観客は彼一人。
リクエストはと聞くと、「ベートーベンの熱情をたまに入れてもらえれば」と。
住むところも提供され、給料も破格・・・妙な依頼だが不満もなくはじめたはずだった。
しかし数日するとカルラッチは健三のピアノに口を出すようになってきた。
「あんたは俺の先生か」
犯すぞと脅してみたものの返ってきたのは予想外のカウンターで・・・?
わかりにくい話です。
や、作者はちゃんとわかって描いてるんだけど、読み手が理解するのに時間がかかる(;´Д`)ゞ
スルメのよーな本です。
(これは小笠原さんの本全般に言える・・・
2回、3回と読み返す内にだんだん萌えてきますw
萌えるまでに至ると、作中に話を進める上で不必要なものが何一つない、とても計算されていることに気づいて、すごくストイックな印象を受けます。
好 き だ! (*><)ノ←この顔w
(そして夜だけじゃなくて朝出掛けに読み返したり・・・精神状態ダイジョブか自分
絵にかなりクセがあるので、それで苦手な人多いかも~
人物は筋肉質で、割と目がキラキラしてます。
背景は3Dのレンダリングです。カラーもいかにもなCG。
・・・実はアキラはパソコン使ったマンガっても好きじゃなかったりするんですが、人物の肌がいかにもなグレースケール(唯月一のよーな)でないので、この点はクリア。
健三のお茶目なところ(主に対ヴァレリアさん)とかかわいい(*´m`)
あと、エチーの時の黒い靴下がなんかツボwwww